+薬剤師の夜勤はつらい?仕事内容・メリット/デメリットを解説+
この記事では薬剤師の夜勤の仕事内容やメリット・デメリットについてご紹介します。
夜勤の仕事内容
薬剤師の夜勤での仕事内容は主に患者の薬物調剤・投与・救急対応が中心ですが、勤務場所によって異なります。
主な活躍場所は総合病院やドラッグストアとなり、勤務時間帯によって詳しい仕事内容も異なってきます。
①総合病院
◆夜勤の場合
夜勤の勤務時間は17時~翌朝9時頃までが一般的で、主に日勤からの引き継ぎ対応や救急患者の薬物治療の計画立案を行います。
他にも内服調剤・注射液生成業務もあります。
◆当直
当直の勤務時間は朝~翌朝までの勤務が多く、緊急対応業務がメインです。
他にも内服調剤や医師・看護師との連絡も業務の一環です。
②ドラッグストア
ドラッグストアでの夜勤は24時間営業の店舗の場合が多く、具体的な勤務時間は店舗により異なります。
業務内容は調剤・服薬指導以外にもレジ打ち・品出し・一般医薬品の販売・顧客対応もあります。
夜勤のメリット
薬剤師の夜勤の主なメリットは「給料が高い」・「日中の時間を活用できる」・「緊急対応のスキルが身に付く」の3つが挙げられます。
①給料が高い
薬剤師の夜勤の給料は殆どの求人で日勤よりも高い金額で設定されています。
給料が高い理由は「深夜割増賃金が支払われるため」・「深夜手当が発生するため」の2つが挙げられ、1日あたり数千円程度の違いが出てきます。
②日中の時間を活用できる
薬剤師の夜勤は夕方もしくは夜~翌朝の勤務が多く、日中の時間は空き時間となります。
そのため日中の時間を自由に活用することができます。
③緊急対応のスキルが身に付く
特に総合病院の薬剤師の夜勤は緊急対応スキルが身に付きます。一般的に夜勤は日勤より人員が少なく、自身で対応を決める機会が多くあります。
そのため仕事の責任は重くなりますが、自分のスキル向上に役に立つと言えます。
夜勤のデメリット
薬剤師の夜勤の主なデメリットは「心身共に負担が大きくなりやすい」・「人員が少ない」の2つが挙げられます。
①心身共に負担が大きくなりやすい
夜勤の場合は本来人が寝ている時間に勤務するため、生活リズムや心身の調子が不安定になりやすい傾向があります。
そのため睡眠時間の調整・日光浴・運動など、徹底した体調管理が求められます。
②人員が少ない
夜勤は日勤よりも人員が少ないことが多いため、業務責任が重くなる・不明点があった際に聞けないというデメリットが発生します。
デメリットもあるがメリットのほうが大きい
ここまで薬剤師の夜勤の仕事内容・メリット・デメリットについてご紹介しました。薬剤師の夜勤は日勤とは違った大変さがあり、イメージが良くない方もいるかもしれません。
ですが薬剤師の夜勤は緊急対応スキルが身に付きやすく、給料も高くなるためメリットのほうが大きいと言えます。
この記事が参考になったら幸いです。
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