+薬剤師がなくなるってホント?2つの理由を解説+
ここでは薬剤師の仕事がなくなる可能性・理由・活躍するのに必要な能力についてご紹介します。
薬剤師はなくなるの?
結論から言うと薬剤師の仕事はなくなりません。
理由は薬剤師は病気の治療に必須な医薬品のエキスパートとして、患者の方に医薬品の正しい使用方法・役割の説明が求められるためです。
では何故、薬剤師の仕事はなくなると言われることが多いのでしょうか。
仕事がなくなると言われる2つの理由
薬剤師の仕事がなくなると言われる理由は「薬剤師の人数が飽和状態である」・「AI機器による業務代替」等の2つが挙げられます。
◆薬剤師の人数が飽和状態である
現在薬剤師資格を保有している人は大変多く、保有者は既に30万人を超えています。
薬剤師資格の保有者は増える一方で、求人数は減少傾向にあります。
このような状況であることから、薬剤師資格薬剤師資格を取ったにも関わらず薬剤師として就職できない人が増えているのです。
◆AI機器による業務代替
現在あらゆる場所でAI機器による業務代替が進んできています。AI機器で対応できる業務は幅広く、薬剤の在庫管理/品質管理・患者の薬歴管理・ピッキング等があります。
AI機器の運用は年々範囲を広げており、いずれは全ての業務を網羅するのかと思われがちですが、実は違います。
第1類医薬品の販売や医薬品卸のピッキング作業の指示出し等は現在も薬剤師が担当しており、今後も変わらないと想定されています。
薬剤師が活躍するのに必要な能力
社会情勢が変化しても薬剤師として活躍するのに必要な能力は「コミュニケーション能力」・「専門知識・スキル」・「マネジメント能力」の3つになります。
■コミュニケーション能力
薬剤師の業務においてコミュニケーションは欠かせないものです。患者の方とのコミュニケーションを取るだけでなく、同じ職場内の人達と連携して患者の方に適切な医薬品を提供する必要があります。
そのためには相手の意図を正しく汲み取り、臨機応変に対応することが重要です。
■専門知識・スキル
薬剤師には認定薬剤師・専門薬剤師の2種類の資格群があります。この2つの中から自分の理想のキャリアや興味に沿って取りたい資格を取ることで、自分の専門知識・技能を深められ、キャリアを広げることができます。
■マネジメント能力
マネジメント能力は特に管理薬剤師へのポジションアップを考えている方、既に管理薬剤師として店舗内をまとめている方に身に付けると良い能力です。
仕事で活躍できる薬剤師になろう
薬剤師の仕事がなくなる可能性・理由・活躍するのに必要な能力についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
薬剤師の仕事はなくなるどころか寧ろ需要があるとされており、資格を保有している人も年々増えています。
ですが薬剤師向けの求人は減少しつつあり、薬剤師の仕事に就けない人も増えているのです。
だからこそ薬剤師の仕事に必要な能力を身に付け、キャリアを広げることが大事なのです。
この記事が参考になったら幸いです。
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