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+【改正薬機法】服薬フォローが義務化しました!制度の詳細を解説します+

ここでは改正薬機法に定められている「服薬フォロー」についてご紹介します。


服薬フォローとはどんなもの?
服薬フォローとは患者さんの医薬品の使用履歴の確認・服薬指導を行うことを指します。

患者さんの薬剤の使用状況を常に把握すること・状況に応じて患者さんや医療機関の担当者に情報を提供することで、服薬フォローを行うことが明記されています。

この服薬フォローの義務化は2020年9月施行の改正薬機法(※)で制定されました。
制定された背景には「多くの患者に平等に医療サービスを提供する必要があること」が挙げられます。

(※改正薬機法…旧称:薬事法を改正した法律。医薬品・医療機器の取り扱い・薬局でのサービス体制等を改正している。)

また2020年度の診療報酬改定で「調剤後薬剤管理指導加算(別称:薬剤服用歴管理指導料)」という名目が追加されたことも理由として、服薬フォローの義務化に繋がりました。


服薬フォローが求められる場面
薬局において服薬フォローを行う場面は大きく分けて3つあります。


◆初回来局
患者さんの基本情報・服薬履歴・既往歴・生活環境等をヒアリングし、適切な薬剤選定・服薬指導を行います。


◆初回来局後~次回来局前まで
次回来局するまでに患者さんへの薬剤情報の提供/指導・医療機関への情報提供・処方提案等を行います。


◆次回来局
初回来局・フォローアップを行った結果を分析し、2回目以降の来局対応に活かします。

2回目以降は状況に応じて、都度服薬フォローの内容を変更する場合もあります。


対面以外で服薬フォローを行うこともある
現在服薬フォローは対面で行うのが多いですが、最近では電話・FAX・SNS等を用いた服薬フォローを行う場合もあります。

対面以外での服薬フォローを行うことで、「薬局に行く時間がない人に対しても服薬フォローを実施できる」・「薬局利用に対するハードルが下がる」というメリットも発生します。


服薬フォロー義務化のまとめ
ここまで服薬フォロー義務化の概要・制定された背景・求められる場面・対面以外での服薬フォローについてをご紹介しました。

この服薬フォローの義務化は、少しでも多くの患者さんが正しく安全に医薬品を使ってもらうことを目的としています。

また法律の改正によって、薬局・薬剤師への服薬説明に対する責任がより求められるようになったとも言えるでしょう。

法律に関する理解を深めることで、業務への意識向上に繋げられることでしょう。

参考になったら幸いです。


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