+看護助手でもスキルアップ・キャリアアップはできる?+
この記事では看護助手のスキルアップやキャリアアップについてご紹介します。
看護助手をしながらスキルアップはできる
結論から言うと、看護助手をしながらスキルアップはできます。
無資格・未経験でも看護助手業務をすることで、医療器具の扱い方法や医療用語を学べたり、介護の知識・技術を身に付けることができます。
また病気や怪我で入院している患者とコミュニケーションを取る機会も多いため、患者がどのような生活をしているのか、どんな悩みがあるのか等も知ることができます。
看護助手で身に付けられる能力
看護助手では介護/看護の知識・技能に加えて、「責任感」・「思いやり」・「コミュニケーション能力」・「気配り」・「体力」が身に付きます。
◆責任感
患者の介助業務はただ患者の生活をサポートするだけでなく、大きな責任を伴います。
また担当の患者によって状態も様々なため、その状態に合った介助も必要になります。
◆思いやり
看護助手は患者さんと接する機会が多く、身の回りの世話を行います。
そのため患者さんの要望や状態に配慮し、思いやりを持ったコミュニケーションをすることが重要です。
◆コミュニケーション能力
看護助手は職場の人だけでなく、患者とも多くコミュニケーションを取ります。
患者から不安や悩みを打ち明けられたり、ちょっとした会話をすることもあります。
他にも看護師からの医師への伝言を取り次ぐことも多いため、その人に合ったコミュニケーションを取る必要が出てきます。
◆気配り
備品の補充や病床の清掃、医療器具の片付け等、ただ決まった仕事をやるだけでなく状況に応じて自主的に行動できる能力が求められます。
◆体力
看護助手は終始立ち仕事です。病院内の移動が多いことや患者の介助業務があることから、一定以上の体力が求められます。
関連資格について
看護助手は基本専門資格や経験は不要ですが、介護関連の資格を取っておくと業務の幅が広がります。
看護助手は業務の一環で患者の生活介助があるため、介護関連の資格を取っておくと実務で活かすことができます。
また看護助手を経てキャリアアップを目指す人は、介護士や看護師でキャリアアップを目指すことができます。
キャリアアップについて
看護助手を経て、更なるキャリアアップを目指す方もいることでしょう。
看護助手からキャリアアップはする道筋は「介護士」・「看護師」の2つがあります。
介護士と看護師では求められる知識や業務内容も異なるため、自身の興味関心やキャリアビジョンをよく考えてから決めると良いでしょう。
◆介護士
介護士としてキャリアアップしたい場合は、「介護施設で働く」・「介護関連の資格を取得する」が主に挙げられます。
介護関連の資格は介護職員初任者研修を始め、介護職員実務者研修・介護福祉士・ケアマネージャー等があり、介護施設での実務経験を積むことで取得可能な資格が増え、介護の専門知識や業務範囲を広げることができます。
◆看護師
看護師としてキャリアアップしたい場合は、「看護師資格を取得する」・「看護師資格を取得後、介護施設や医療機関で働く」が主に挙げられます。
但し看護師資格を取得するには、看護系の4年制大学もしくは看護短期大学を卒業し、看護師国家試験に合格する必要があります。
ですが看護助手で医療現場で必要な知識を身に付けるられるため、看護師資格の勉強する際も知識が活かすことができます。
まとめ
ここまで看護助手のスキルアップについて・身に付けられる能力・キャリアアップについてをご紹介しました。
看護助手は無資格・未経験でも医療現場で働ける数少ない仕事であり、また需要も多くあります。
また看護助手を経て、介護士・看護師の資格を取って業務内容を広げることもできます。
「無資格・未経験だけど、病院で働いてみたい!」・「患者のサポートをしたい!」とお考えの方は是非検討してみて下さい。
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