+看護師の介護施設での働き方について解説+
病院で働いている看護師の方は「勤務時間やシフトが不規則なのが不安」・「仕事で体調を崩してしまった」・「子供との時間が確保できない」等の悩みを抱えている人は少なくないと思います。
そんなお悩みを抱えた看護師の方の働く場所として介護施設がおすすめです。そこでこの記事では看護師の介護施設での仕事内容・メリット/デメリット・1日の流れについてご紹介します。
仕事内容
看護師が介護施設で働く際の仕事内容は複数あり、主な業務は以下が挙げられます。
・バイタル測定、体調確認
・健康診断の手配、サポート
・主治医や家族との連絡
・内服薬管理
・処置
・予防接種、感染症対策
他にも緊急対応や痰吸引や経管栄養、介助業務、医療行為が発生する場合があり、医療行為は主治医の指示の上で実施します。
メリット、デメリット
◆メリット◆
看護師が介護施設で働くメリットとして「残業が少ない」・「業務負担が少ない」等があります。
メリット①残業が少ない
「残業が少ない」に関しては、介護施設での業務内容が病院と比較すると少なく、夜勤も原則発生しないためです。
残業もイレギュラーな事態が発生しない限りは原則発生しません。そのため勤務時間が長時間になりにくいです。
メリット②業務負担が少ない
「業務負担が少ない」に関しては、主な業務内容がバイタル測定・処置・内服薬の管理・吸引等で病院よりも業務内容が少ない為です。
通常業務では医療処置も少なく、高度な医療行為も行わないため、看護業務経験が浅くても挑戦しやすいです。
◆デメリット◆
看護師が介護施設で働くデメリットとして「病院勤務よりも収入が減る」・「習得できるスキルが限定される」等があります。
デメリット①病院勤務よりも収入が減る
「病院勤務よりも収入が減る」に関しては、介護施設での勤務時間は日勤が多く残業も少ないためです。
病院勤務の場合は日勤以外に夜勤・当直勤務等があり残業も比較的多いですが、介護施設勤務の場合は日勤がメインであり残業も少ないです。
勤務時間も病院勤務より短く、夜勤手当や残業代で稼ぐのが難しいため、収入は下がってしまいます。
デメリット②習得できるスキルが限定される
「習得できるスキルが限定される」に関しては、病院勤務よりも習得できる業務内容が限定されるためです。
介護施設では医療行為や処置が病院より少なく、健康管理や介助サポートが中心になります。
そのため医療スキルを本格的に身に付けたい方や業務を幅広くやりたい方には物足りない可能性があります。
デメリットもあるがメリットのほうが多い
看護師が介護施設で働く際はメリット・デメリットどちらもありますが、総合的に考えるとメリットのほうが大きいと言えます。
残業や夜勤が少ないことから身体の負担を減らすことができ、担当業務も病院勤務より限定されることから業務負担も少ないという大きなメリットがあります。
そのため「なるべく夜勤や残業はせず、ワークライフバランスを大事にしたい」とお考えの方には、特におすすめできます。
1日の流れ
ここでは介護施設で働く場合の1日の流れをご紹介します。(日勤の場合の一例)
・8時半~
出勤し全体会議に参加します。他にも夜勤者からの引き継ぎ・入居者の体調確認・予定確認も行います。
・9時~
バイタル測定と処置を行います。
・10時~
往診準備・薬の準備・排泄確認/介助・入浴後の処置を行います。健康記録も作成します。
・11時半~
昼食配膳と口腔ケアを行います。必要に応じて食事介助も行います。
・13時~14時
昼休憩を取ります。
・14時~
往診・バイタル測定・処置を行います。
・15時~
入居者におやつを配ります。
・15時半~
施設の職員全員で会議を実施します。
・16時~16時半
夜間の内服確認・翌朝の内服薬準備・排泄確認・物品補充を行います。
・17時~
入居者の健康記録や業務記録を作成します。
・17時半~
業務が終わったら夜勤者への引継ぎを行い退勤します。
仕事の流れや勤務時間は勤務する施設や日によって変更になる可能性があるため、事前に確認しておきましょう。
介護施設で看護の仕事を始めてみよう
ここまで看護師の介護施設で働く際の仕事内容・メリット/デメリット・1日の流れについてご紹介しました。
「残業や夜勤がない施設で働きたい」・「勤務可能な曜日・時間が限らているけど看護業務をやってみたい」・「仕事もやりつつ、子供や家族の時間を大事にしたい」等とお考えの方は、日研メディカルケアのアドバイザー相談がおすすめです。
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