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+認知症の方の対応は大変?認知症の概要・ケア方法をご紹介します+

そもそも認知症とは?
概要
認知症とは脳の神経細胞の破壊・減少が原因で起こる脳の病気を指します。発症すると記憶障害・見当識障害等が出てきて、日常生活を送るのに支障が出てきます。

発症年齢は主に60代以降が多い傾向がありますが、30代・40代の人が発症するケースもあります。

具体的な症状は最近の出来事を覚えられない、判断力が低下している、大事な思い出や家族の名前が思い出せない等が出てくると、認知症の傾向が出ていると言えます。

但し認知症だからと言って全ての記憶が抜けてしまう訳ではなく、症状の程度は個人差があります。


症状・治療方法
認知症の主な症状は「記憶障害」・「見当識障害」・「判断力の低下」があります。症状の程度は個人差があり、人によっては徘徊・暴力/暴言・幻覚・妄想・排尿障害・睡眠障害・鬱症状等を起こす場合もあります。

認知症は一度発症すると完治することはできません。但し、一部の認知症に関しては薬による進行遅延・緩和が可能です。またリハビリ等でも症状の緩和が期待できるため、根気強くケアをすることが重要です。

また鬱症状等の精神障害を併発している場合は、抗うつ薬等の精神薬を使用する場合があります。


認知症の種類
認知症の種類は主に4種類あり、現在特に多いのが「アルツハイマー型認知症」です。他にも「脳血管性認知症」・「レビー小体型認知症」・「前頭側頭型認知症」があります。

それぞれ具体的な症状や治療方法が異なり、いずれの認知症も適切な治療・ケアを受けることが重要です。

他にも認知症を引き起こす病気として、「正常圧水頭症」・「慢性硬膜下血腫」・「脳腫瘍」・「甲状腺機能低下症」等がありますが、こちらは治療可能な病気です。


■アルツハイマー型認知症■
アルツハイマー型認知症は認知症の中で特に発症者が多い認知症です。脳の神経細胞の死滅による脳全体の萎縮が原因で発症し、「認知機能の低下」・「行動障害」が症状として現れます。

症状の進行は緩やかですが、一度発症すると徐々に様々な症状が出てきます。

アルツハイマー型認知症は自身が認知症になっているという自覚が持ちにくいのも特徴です。


■脳血管性認知症■
脳血管性認知症は脳梗塞や脳出血が原因で発症する認知症です。脳の血流が滞ったり、脳細胞が血液に押されることで発症し、「記憶障害」・「認知機能の低下」・「手足の麻痺」等が症状として現れます。

症状の出方は突然だったり、日によって症状の度合いに差が出る場合があり、できること・できないことの差が出てきやすいのが特徴です。
(「手足の痺れはあるけど、記憶は明確にある」等)


■レビー小体型認知症■
レビー小体型認知症は脳の神経細胞に「レビー小体」という異常物質の発生が原因で発症する認知症です。一度発症すると「認知機能の低下・変動」・「幻覚」・「睡眠時の異常行動」等が現れます。

他にも「パーキンソン症状」や「自律神経失調」等も発症しやすい傾向があります。

レビー小体型認知症は日によって症状の差が出ることが多く、確定した診断を受けるまでに時間が掛かってしまうケースも少なくありません。


■前頭側頭型認知症■
前頭側頭型認知症は前頭葉・側頭葉の神経細胞の減少が原因で発症する認知症です。発症すると「社会性の欠落」・「認知機能の低下」・「感覚の麻痺」等が現れます。

記憶障害よりも感情面・行動面の症状が多い認知症であり、50代・60代の人の発症率が高いのも特徴です。

また根本的な治療も難しく、精神薬を用いた治療が行われることが多いです。


認知症の方への対応
認知症は一度発症すると根本的な治療が難しく、症状は日々進行してしまいます。

ですが日々対処療法やケア等を実践することで、症状の遅延や緩和が期待できます。

また対応の仕方を工夫することで、認知症の方のストレスの減少にも繋がります。

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