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介護老人保健施設とは?
概要
介護老人保健施設とは要介護1以上と診断された方の在宅生活復帰を目的とした介護施設です。
医師による医学管理を重視した、介護・看護ケアを実践している施設でもあります。

有料老人ホームや特別養護老人ホームとの主な違いは、下記の通りです。

①看護師が24時間体制で常駐している施設が多い

②常勤医師が在籍している(定員数100名あたり1名必須)

③作業療法士・理学療法士等によるリハビリを実施

④入居期間は原則3ヶ月~6ヶ月
(場合によっては延長するケースも有)


施設の種類
介護老人保健施設は具体的に5種類あり、「超強化型」・「強化型」・「加算型」・「基本型」・「その他型」があります。

上記の5つの分類は「在宅復帰・在宅療養支援等指標」で定められている、10項目の数値の合計によって分かれています。


人員配置基準
介護老人保健施設の具体的な人員配置基準は下記の通りです。

◆医師
1名以上
(入居者100名あたり)

◆看護師 
入居者3名に対して1名以上
(看護師・介護職の合計人数の30%程度)

◆介護職 
入居者3名に対して1名以上
(看護師・介護職の合計人数の70%程度)

◆療法士、支援相談員、ケアマネージャー、栄養士
入居者100名に対してそれぞれ1名以上


メリット・デメリット
介護老人保健施設で働くメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
最初にメリットから見てみましょう。

◆メリット
①入所者の在宅復帰のサポートができる
介護老人保健施設は入居者の生活介助・身体介助だけでなく、心と体の機能回復のサポートにも携われます。
入居者のリハビリを進めていき、できることが増えていくのを見ると、大きなやりがいを感じることができます。

②医療やリハビリ等の知識が身に付く
介護老人保健施設では、医師・看護師・リハビリ専門職のスタッフが常勤で在籍しています。
仕事で専門スタッフとやり取りする機会が多いため、医療やリハビリ関連の専門知識を身に付けることができます。

③多くの入居者とコミュニケーションが取れる
介護老人保健施設では入居期間が決まっているため、人の入れ替わりが多くあります。
初対面の方とコミュニケーションを取る機会が多いため、コミュニケーションをたくさん取りたい方におすすめです。


◆デメリット
介護老人保健施設で働くデメリットは下記になります。
①レクリエーションが少なめ
介護老人保健施設はデイサービスや有料老人ホーム等と比較すると、レクリエーションやイベントが比較的少ない施設が多いです。
ですがレクリエーションの数は施設ごとに異なるため、気になる方は事前に確認しておくと良いでしょう。


②医療重視のサービスが多いため、戸惑う可能性がある
介護老人保健施設が提供するサービスは、介護サービスよりも医療サービスが多い傾向があります。
介護重視のサービスを経験してきた方が介護老人保健施設に転職する場合、施設の運営方針や介護のやり方が異なることに戸惑いを感じる可能性があります。
経験者の方は「自分が介護を通じて、入居者にどのように寄り添っていきたいか」をよく考えてから入社を決めると、入社後のギャップを減らすことができます。


③入居者と長期的な人間関係ができにくい
介護老人保健施設の入居期間は3ヶ月~6ヶ月程度と決まっており、入居者が在宅復帰が可能と診断された場合は施設を出ていくことになります。
そのためせっかく入居者と良い人間関係が築けたと思ったら、施設から出て行ってしまうから悲しいというケースも発生してきます。

お別れは寂しいものですが、「あの入居者は在宅復帰できるまでに元気になれたから良かった。今後も元気に生活して欲しいな」と考えると、笑顔で入居者を送り出しできます。

但しここで挙げたデメリットよりも、メリットのほうが大きく感じることが多いため、大きなやりがいに繋がることでしょう。


1日の流れ
ここでは介護老人保健施設での1日の流れをご紹介します。(日勤の場合の一例)
但し、具体的な仕事内容や流れは施設によって異なります。


9時半~
施設に出勤し、夜勤のスタッフから情報引き継ぎを行います。


10時~
入居者の入浴介助を行います。


11時半~
入居者の昼食準備、食事介助を行います。


12時半~
昼休憩を取ります。


13時半~
入居者の見守り、巡回、健康状態の確認を行います。


15時~
療法士指導の下、リハビリのサポートを行います。


16時半~
健康記録の作成、夜勤スタッフへの情報共有を行います。


17時~
入居者の夕食準備、配膳を行います。


17時半
申し送りや翌日以降の準備を行い、やり残した業務がない場合は、そのまま退勤します。


まとめ
ここまで介護老人保健施設の概要・施設の種類・人員配置基準・メリット/デメリット・1日の流れについて、ご紹介しました。
介護老人保健施設は医師・看護師が常駐している施設が多く、医療ケアが充実しています。またリハビリ専門職も在籍しているため、医療重視の介護ケアやリハビリの知識を勉強したいと考えている方におすすめです。

また介護未経験の方も、在宅復帰を目指す高齢者をサポートしたい・コミュニケーションを取るのが好きとお考えの方も十分におすすめできる施設です。

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