+介護医療院とは?仕事内容・一日の流れを解説+
介護医療院とは?
概要
介護医療院とは入居している方に対して医療・介護サービスを提供する施設です。
以前は介護療養型医療施設と言う名称でしたが、現在は名称が変更されています。
介護医療院では医師・看護師・リハビリ専門スタッフ・薬剤師等の医療職が配置されているため、医療ケアが必要な際も素早い対応が期待できるのが特徴です。
但し介護医療院は病院ではなくあくまで介護施設になるため、病気の治療等は行いません。
介護医療院の種類
介護医療院にはⅠ型・Ⅱ型の2種類に分けられており、それぞれ利用対象者・人員配置基準が異なります。
◆利用対象者
Ⅰ型
⇒重篤な身体疾患・身体合併症を発している認知症高齢者
Ⅱ型
⇒比較的状態が安定している高齢者
人員配置基準
Ⅰ型
⇒医師…48:1
薬剤師…150:1
看護師…6:1
介護士…5:1
栄養士…100:1
ケアマネジャー…100:1
リハビリ専門職…指定なし
Ⅱ型
⇒医師…100:1
薬剤師…300:1
看護師…6:1
介護士…6:1
栄養士…100:1
ケアマネジャー…100:1
リハビリ専門職…指定なし
介護医療院における看護師の仕事内容
介護医療院で看護師として働く際の仕事内容をご紹介します。但し仕事内容は一例であり、具体的な業務内容は施設によって異なります。
健康管理業務
生活介助業務・採血/検温・ガーゼ交換・バイタル測定等を行います。
服薬管理・投薬業務
点滴・注射・喀痰吸引・服薬有無の確認・投薬等を行います。
介護医療院とは?のまとめ
ここまで介護医療院の概要・人員配置基準・仕事内容についてご紹介しました。
介護医療院は他の介護施設よりも対応可能な医療処置が多いため、医療ケアを必要とする高齢者が多く入居しています。
人員配置基準も、医師・薬剤師・看護師等の医療スタッフが常駐していることが多いのも特徴です。