+移動支援とは?仕事内容・ガイドラインも解説+

この記事では介護サービスの1つである「移動支援」についてご紹介します。


移動支援とは?
概要
移動支援とは介護サービスの1つで、地域自治体が提供している介護サービスです。

障害や難病等で移動が困難な方を対象に、外出時のサポートを行います。

支援形態は利用者によって様々で、地域自治体によって利用対象者・サービス内容も異なります。

また関連のある介護サービスとして「行動援護」・「同行援護」がありますが、それぞれ別の支援サービスとなります。


行動援護・同行援護とは?
■行動援護
行動援護とは重度の知的障害・精神障害を持った方を対象にした支援サービスです。

障害が原因で自力での移動・行動が難しい方に対して、生活介助(衣服の着脱・食事の用意等)・危険回避支援(車との衝突回避・転倒防止等)等のサービスを提供します。

具体的な支援内容は地域共通ですが、利用者の状態に応じた支援を行うのが重要視されています。

また移動支援と比較すると対応内容は多岐に渡ります。


■同行援護
同行援護とは視覚障害者を対象に外出サポートを行う個人向けの支援サービスです。地域ごとのサービス内容の違いはなく、支援体制は1対1のみとなります。

また障害支援区分2以上・全面支援が必要等と認定された場合は、身体介助全般も提供されます。


移動支援に必要な資格はある?
移動支援を行う際は介護職員初任者研修の取得が必須です。ですが、視覚障害者や身体障害者に対する移動サポートはガイドヘルパーという資格が必要なケースが多いです。

ガイドヘルパーとは障害者の移動介助を行うための知識・技術があると認定する資格で、障害者総合支援法で定められた資格です。

ガイドヘルパーの資格を必要としない地域自治体もありますが、資格を取得することで移動支援サービス全般の知識が身に付き、対応可能な業務も広がります。


ガイドヘルパーの取得方法
ガイドヘルパーの資格を取得する方法は都道府県ごとに実施している指定の研修を受講することで、資格が授与されます。

研修の種類は「同行援護従業者養成研修(視覚障害者の同行援護)」・「全身性障害者ガイドヘルパー養成研修」・「知的障害ガイドヘルパー研修」の主に3種類があり、それぞれ研修内容が異なります。

また知的障害者・精神障害者の移動サポートを行う場合は、上記に加えて「行動援護従業者養成研修」を受講する必要があります。


まとめ
ここまで移動支援の詳細・関連サービス・ガイドヘルパーについてをご紹介しました。移動支援は障害者の生活をサポートする重要な役割を担っています。

またガイドヘルパーの資格を取得することで、障害者支援施設での求人に応募しやすくなったり、業務の幅を広げることができます。

興味がある方は是非勉強してみて下さい。


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