+放課後等デイサービスとは？仕事内容・1日の流れについて解説+

放課後等デイサービスとは？
放課後等デイサービスとは障害を持った小学生～高校生を対象に、機能訓練・生活指導・アクティビティ等を実施する通所支援施設です。

放課後等デイサービスは障害を持った子供たちの生活力や社会性の向上・苦手の克服を目的としており、放課後や長期休暇に通って様々な活動に取り組みます。

具体的な活動内容・療育内容は施設によって異なり、子供たちの能力や性格に応じて個別対応する施設もあります。


仕事内容・人員配置・働くメリット/デメリット

仕事内容
放課後等デイサービスでは様々な職種の職員が連携して働いています。
ここでは職種ごとの仕事内容をご紹介します。

①管理者
管理者の主な仕事内容は「職員のシフト作成・配置決定」・「学校・行政への連絡対応」・「運営状況の確認」等があります。

現場の運営状況を客観的に把握し、少しでも施設を円滑に運営するために重要な役割を果たします。

また児童発達支援管理責任者と兼務することも可能です。


②児童発達支援管理責任者
児童発達支援管理責任者の主な仕事内容は「個別支援計画・活動プログラムの作成」・「保護者の相談対応」・「職員指導」等があります。

放課後等デイサービスのサービス提供・現場運営において、特に重要な役割を果たします。


③児童指導員・保育士
児童指導員の主な仕事内容は「療育支援」・「生活指導」等があります。

施設に通う子供たちの療育・生活指導を実施し、子供たちの苦手をできるようにするためのサポートを行います。

資格・実務経験がない場合でも、指導員補助として働ける場合もあります。


④機能訓練指導員
機能訓練指導員の主な仕事内容は「機能訓練指導（リハビリテーション）」・「日常生活動作の確認」・「個別機能計画作成」等になります。

働くには作業療法士・理学療法士・言語聴覚士等の資格・経験が必須、また施設が機能訓練指導を導入している場合に配置されます。


人員配置
放課後等デイサービスでは管理者・児童発達支援管理責任者・児童指導員・保育士・機能訓練指導員等を配置し、子供たちの療育指導を実施します。

また重度の身体障害・知的障害を抱えている重症心身障害児向けの施設では、看護師・医師も配置します。


・管理者
常勤で1名以上


・児童発達支援管理責任者
常勤で1名以上


・児童指導員、保育士
（定員数10名未満）
合計2名以上
（内、常勤1名）

（定員数10名以上）
合計2名以上
（受け入れ児童が5名増えるごとに、1名以上増員必須）
（内、常勤1名）


・機能訓練指導員、看護師
サービス内容に応じて配置


1日の仕事の流れ
放課後等デイサービスの児童指導員として働く場合の1日の流れ（平日）をご紹介します。
※施設やシフトによって内容が異なる場合があります。


・14時～
施設に出勤し、子供たちの状況確認等を行います。


・14時半～
子供たちの出席を取り、その日の活動スケジュールを確認します。


・15時～16時
子供たちの個別プログラムを実施します。
プログラム内容は1人1人異なります。


・16時～17時半
レクリエーションイベント行事を実施します。


・17時45分～
帰り支度、本日の振り返り等を行います。
また次回の登園日も併せて確認します。

・18時～
子供たちの送迎対応を行います。
子供たちの帰宅後、業務が残っている場合は対応し、ない場合はそのまま退勤します。


まとめ
ここまで放課後等デイサービスの概要・仕事内容・人員配置基準・1日の流れについてご紹介しました。

放課後等デイサービスでは障害を持った子供1人1人に寄り添い、機能訓練・生活指導・アクティビティを通じて、子供たちのサポートを行います。

放課後等デイサービスに通う子供たちはコミュニケーションが上手くできない、勉強についていけない、運動が苦手など、それぞれの悩みを抱えています。

児童指導員はただマニュアル通りに指導するのではなく、子供たちの能力や性格に応じて臨機応変に療育・生活指導を行います。
子供たちのできることを増やすサポートをすることで、子供の自信にも繋がり、感謝されることもある、やりがいのあるお仕事と言えるでしょう。

こちらの記事が参考になったら幸いです。

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