+デイサービスで働くメリットは?1日の流れも解説+
ここではデイサービスの特徴・働くメリット・1日の流れを解説します。
デイサービスとは?
デイサービスとは介護保険を利用した入居を伴わない通所サービスです。デイサービスは利用者が施設に通う形式を取っており、食事・入浴・排泄等の生活支援サービスを中心に提供しているのが特徴。
デイサービスの利用可能な要介護レベルは1以上で、健康面での懸念点が比較的少ない方が多いのも特徴。
1日の利用者数も多いため、コミュニケーション能力も強く求められます。
加えて利用者との会話・送迎バスでの付添い・レクリエーション等も実施しており、利用者の性格・趣向・要望に応じて臨機応変に対応することが求められます。
また似たような施設として「デイケア」・「地域密着型通所介護」がありますが、こちらは提供するサービス内容が異なるため注意しましょう。
デイサービスで働くメリット
デイサービスで働く大きなメリットは「介護技術を徐々に上げられる」・「実務未経験でも挑戦しやすい」・「ワークライフバランスを取りやすい」が挙げられます。
①介護技術を徐々に上げられる
デイサービスの利用者は特別養護老人ホームや有料老人ホームと比較して健康状態が良い方が多いため、他の介護施設と比較してコミュニケーション面・体力面での負担が少ないのがメリットです。
特別養護老人ホームや有料老人ホームは要介護レベルが高い方が多く、身体やコミュニケーション面の配慮が求められる且つ体力も求められます。
ですがデイサービスはいきなり高い介護技術が求められる場面は少ないため、身体の負担を懸念されている方でも挑戦しやすいと言えます。
②実務未経験でも挑戦しやすい
2つ目に介護職の経験が浅い・未経験の方でも挑戦しやすいのもメリットです。介護施設は施設の種類によって求められる介護技術・経験が異なり、求人によっては実務経験が1年~3年以上必要なこともあります。
ですがデイサービスは実務経験問わず応募できる求人が多いため、業務を通じて徐々に介護技術・知識を身に付けられます。
③ワークライフバランスを取りやすい
3つ目にワークライフバランスを取りやすいが取りやすいというメリットがあります。デイサービスの勤務シフトは日勤のみが多く、夜勤がありません。
また勤務形態によっては休みの曜日も固定にできるため、不規則なシフトによって、体調を崩してしまうリスクが少ないのもメリットです。
残業も比較的少ないため、お子様がいらっしゃる方でも働きやすいです。
懸念点
一方で懸念点として「夜勤のある介護施設よりも給料が下がる傾向がある」・「高いコミュニケーション力が求められること」が挙げられます。
デイサービスは勤務時間が朝~夕方までで夜勤手当や深夜割増賃金が発生しません。そのためお金をガッツリ稼ぎたい人には少々不向きかもしれません。
またデイサービスはレクリエーションを通じてたくさんの利用者と接するため、コミュニケーション力が特に求められます。
そのためコミュニケーションに自信がない方は最初戸惑ってしまう可能性もあります。
メリットも懸念点もありますが、デイサービスはコミュニケーションや介護技術がどちらも身に付きやすいというメリットが大きいため、是非おすすめしたい仕事であると言えます。
1日の流れ
ここではデイサービスの1日の流れについてご紹介します。但しこれはあくまで一例のため、時間や内容は異なる可能性があります。
・8時半~
出勤し、利用者の情報確認・レクリエーション準備等を行います。
・9時~
利用者1人1人を迎え、利用者の健康状態を確認します。
・10時半~
ご希望の利用者に対して入浴介助を行います。
・12時~
昼食の準備と配膳、食事介助を行います。
・13時~
昼休憩を取ります。
・14時~
レクリエーションを実施します。
・15時~
おやつを配って一緒に食べながら、会話します。
・16時~
介護記録・健康記録を作成し、お見送りの準備も行います。
・16時半~
利用者の御見送りをします。送迎バスの乗車介助・付添いを行う場合もあります。
・17時半~
後片付け・翌日の準備を行い、やることが残っていなければそのまま退勤します。
デイサービスで働いてみよう
ここまでデイサービスの特徴・メリット・デメリット・1日の流れについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
デイサービスは日勤のみで働ける且つ介護職の中では身体面の負担も少ないため、介護実務未経験でも始めやすいのもメリットです。
そのため「仕事をしながら、家族との時間も確保したい。」、「夜勤のない仕事が良い。」等とお考えの方にピッタリの仕事と言えるでしょう。
この記事が参考になったら幸いです。
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POINT
- デイサービスの特徴は入居を伴わない介護施設のこと
- 介護サービス・レクリエーションを中心に実施する
- 夜勤が発生しない・利用者と多くコミュニケーションが取れる等のメリットがある