+認定薬剤師とは?おすすめの資格も紹介します+
ここでは認定薬剤師について・おすすめの認定薬剤師資格についてご紹介します。
認定薬剤師とはどんな資格?
認定薬剤師とは薬剤師が高度な専門知識・技能を身に付けることを目的とした、専門資格の総称です。
認定薬剤師の種類は多く用意されており、分野は特定疾患・地域医療・在宅医療・東洋医学等幅広くあります。
認定薬剤師を取得するメリット
認定薬剤師の資格を取得するメリットは「専門知識・技能が深く身に付けることができる」・「活躍場所を広げることができる」があります。
◆専門知識・技能を深く身に付けることができる
認定薬剤師の資格を取得することで、分野ごとの専門知識を深めることができます。
薬剤の取扱方法や効能を知るだけでなく、患者の方に正しく説明する能力も身に付きます。
◆活躍場所を広げることができる
自分の興味関心のある認定薬剤師の資格を取得することで、その分野の薬物療法のエキスパートと証明されます。
活躍場所も病院、薬局、保健所等と多岐に渡り、病院内の特定の病棟での勤務も可能になる資格もあります。
資格の種類
ここでは認定薬剤師の資格の中でも特に需要が高い資格を5つご紹介します。
■感染制御認定薬剤師
感染制御認定薬剤師とは日本病院薬剤師会を認定元とする、感染症の拡大防止や薬物療法に対する一定以上の知識・技能を持っていることを証明する資格です。関連性のある資格として「感染制御専門薬剤師」という資格もあります。
仕事内容は感染症の発見・予防と感染防止対策の考案・実践があり、抗生物質の投与も担当します。
感染制御認定薬剤師は資格の取得条件を全て満たした上で、感染制御認定薬剤師認定試験に合格すると資格を取得できます。
(※資格の取得条件は日本病院薬剤師会のHPで確認して下さい。)
■救急認定薬剤師
救急認定薬剤師とは日本臨床救急医学会を認定元とする、救急医療における薬物療法に関する一定以上の知識・技能を持っていることを証明する資格です。
仕事内容は救急施設で使用する薬剤の提案・注射薬の選定・薬物投与に関する指示出し等があり、業務経験によってはカリキュラム・マニュアル作成や研究業務にも従事します。
救急認定薬剤師は資格の取得条件を全て満たした上で、日本臨床救急医学会の認定試験に合格することで取得できます。
(※資格の取得条件は日本臨床救急医学会のHPで確認して下さい。)
■研修認定薬剤師
研修認定薬剤師とは日本薬剤師研修センターを認定元とする、「薬剤師に必要な資質を持ち、知識・技能習得における努力を欠かさない人材」であることを証明する資格です。
研修認定薬剤師は幅広い分野の理論・技能・制度等を理解し、患者の方に寄り添ったサポートができるようになることを目的としています。
研修認定薬剤師は薬剤師研修手帳の入手・指定された研修の受講を経て、認定試験に合格することで取得できます。
(※認定試験の詳細は日本薬剤師研修センターのHP等で確認して下さい。)
■精神科薬物療法認定薬剤師
精神科薬物療法認定薬剤師とは日本病院薬剤師会を認定元とする、精神疾患治療での薬剤療法に関する知識・技能が一定以上あることを証明する資格です。
仕事内容は精神疾患治療における薬剤の選定・副作用管理が中心で、活躍場所は病院・調剤薬局・専門機関があります。
精神科薬物療法認定薬剤師は資格の取得条件を全て満たした上で、日本病院薬剤師会の認定試験に合格することで取得できます。
(※資格の取得条件は日本病院薬剤師会のHPで確認して下さい。)
■認定実務実習指導薬剤師
認定実務実習指導薬剤師とは日本薬剤師研修センターを認定元とする専門資格です。
仕事内容は病院実習や薬局実習における学生の指導が中心で、活躍場所は病院・調剤薬局等があります。
認定実務実習指導薬剤師は資格の取得条件を全て満たした上で、日本薬剤師研修センターの認定試験に合格することで取得できます。
(※資格の取得条件は日本薬剤師研修センターのHPで確認して下さい。)
資格を取って自分のキャリアを広げよう
認定薬剤師の資格の概要と種類についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
自分の興味関心に合わせて資格を取得することで、自分の知識・技能の向上・キャリアを広げることに繋げられます。
興味が出てきた方は是非資格試験を受けてみて下さい。
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