+夜勤専従とは?業務内容とメリットを解説+
ここでは夜勤専従という働き方についてご紹介します。
夜勤専従とは?日勤とどう違う?
夜勤専従とは名前の通り夜勤を専門とする働き方のことです。勤務時間は施設によって異なりますが夕方~翌朝が特に多く、3交代制の場合は夜間~翌朝のシフトもあります。
1日あたりの労働時間は夕方~翌朝での夜勤は16時間(休憩時間:最低1時間以上、仮眠時間がある施設もある)、夜間~翌朝の場合は8時間(休憩時間:1時間以上)程度が多いです。
日勤との違いは勤務時間は勿論のこと、業務内容・勤務日数・夜勤手当の有無・給料等も異なります。
また夜勤はスタッフの人数も少ないことが多いため、1人あたりの業務負担も増えるのも特徴です。
主な業務内容
夜勤の主な業務内容は食事介助・排泄介助・安否確認・起床介助が挙げられます。他にも緊急対応も業務の1つです。
また具体的な業務内容は施設によって異なってきます。
食事介助
夕食の準備・食事介助・服薬介助を行います。利用者の食事が終わったら、入浴・排泄介助・口腔ケア・着替え等を行います。
排泄介助・安否確認
利用者のトイレ誘導・おむつ交換・排泄介助を行います。就寝後はコール対応・安否確認・介護記録/健康記録の作成等を行い、スタッフが2人以上の場合は交代で休憩・仮眠を取ります。
起床介助
利用者の起床介助を行います。排泄介助・着替え・朝食配膳/食事介助を行い、終了時間までに業務を進めます。
退勤時は日勤の人に業務の申し送り・引き継ぎも行います。
メリット・デメリット
ここでは夜勤専従のメリット・デメリットをご紹介します。
◆メリット
夜勤専従のメリットは「勤務日数が少なく済む」・「収入が高い」・「予定が立てやすい」の3つが挙げられます。
①勤務日数が少なく済む
夜勤専従のメリットの1つ目は勤務日数が少なく済むことです。介護職の夜勤は主に夕方~翌朝が多く、1回あたりの勤務時間が長いです。
そのため出勤日数を週1~2日程度に抑えることが出来ます。
②収入が高い
夜勤専従のメリットの2つ目は収入が高いことです。夜勤は日勤より勤務日数が少ないですが、夜勤手当がつくことや深夜割増賃金で給料が計算されることから収入が高くなります。
③予定が立てやすい
夜勤専従のメリットの3つ目は予定が立てやすいことです。通常の介護職はシフト勤務で勤務時間がバラバラですが、夜勤専従の場合は夜間の勤務のみとなります。
また勤務日数も少ないため、プライベートの予定が立てやすくなります。
デメリット
夜勤専従のデメリットは「心身の負担が大きくなりやすい」が挙げられます。
夜勤専従は人が寝ている時間に勤務するため睡眠時間の確保が難しく、自律神経が乱れやすくなってしまいます。
また1回あたりの勤務時間が長いことや人が本来寝ている時間に仕事をするため、心身の負担が大きくなりやすく、人によっては体調を崩しやすくなっていしまいます。
そのため日頃から徹底した体調管理やリフレッシュが重要となります。
自分に合った働き方を選ぼう
ここまで夜勤専従の日勤との違い・業務内容・メリット/デメリットについてご紹介しました。夜勤専従は1回あたりの勤務時間が長く合計の出勤日数を減らすことができる・収入が増える等大きなメリットがあります。
デメリットもありますがそれ以上に大きなメリットがあります。夜勤専従に興味が湧いた方は、是非検討してみて下さい。
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是非ともお問い合わせ下さい。
POINT
- 夜勤専従とは夜勤のみで働く働き方のこと
- 日勤とは業務内容・収入・勤務時間等が異なる
- メリットは勤務日数が少ない・収入が増えること
- デメリットは心身共に負担が大きくなりやすいこと