+介護施設を利用したい!選び方の6つのポイント+
ここでは介護施設の利用・入居を検討している方向けに介護施設を選ぶポイントを6つご紹介します。
①サービス内容
選ぶポイントの1つ目はサービス内容です。介護施設で提供する主なサービスは介護サービス、医療・看護サービス、リハビリ、レクリエーションがあり、施設の種類によって提供するサービスも異なります。
そのため自分が送りたい生活スタイルに必要なサービスを提供している施設を選ぶと良いでしょう。
②スタッフの人数・対応力
選ぶポイントの2つ目はスタッフの人数・対応です。介護スタッフや看護師の配置人数が多いほど、入居者に対するケアが手厚くなる傾向があります。
介護施設に配置されるスタッフは主に常勤スタッフ・パートタイムスタッフがおり、時間帯によって配置するスタッフの人数も異なります。
施設によっては医療専門スタッフ・リハビリ専門スタッフが待機している時間帯が限定される場合もあるため、医療ケア・リハビリを希望する方は事前に確認しておきましょう。
またスタッフの対応の早さ・丁寧さも選ぶポイントです。入居者に対するケアや対応が丁寧なところはスタッフ同士の連携が取れており、人数配置も適切な施設が多いためおすすめです。
③周辺環境・立地
選ぶポイントの3つ目は周辺環境・立地です。周辺環境に関しては「買い物や通院をしたいため、近くにスーパーや病院があったほうが良い。」・「静かに過ごしたいため、車や人通りが少ない場所が良い。」等、自分が望む生活スタイルや周辺施設の利用状況等を考慮して選ぶと良いでしょう。
立地に関しては自宅からなるべく近い場所が望ましく、徒歩・バス・車のいずれかで行きやすい場所にある介護施設を選ぶと良いでしょう。
④費用
選ぶポイントの4つ目は費用です。介護施設を選ぶ際は、現在保有の資産(不動産など)や貯金額、年金収入等を想定して予算を設定し、予算の範囲内の介護施設を選びましょう。
介護施設入居時に発生する費用は民間施設の場合は初期費用・月額利用料・介護保険の自己負担分・医療費・サービス追加費用・雑費が発生し、公的施設の場合は初期費用は発生しません。
費用の違いがあるからと言って民間施設・公的施設どちらが良い・悪いはありません。民間施設・公的施設関係なく自分が重視したいサービス・設備が用意されており、且つ金額設定も適切に設定されている施設を選ぶのが良いでしょう。
⑤医療体制
選ぶポイントの5つ目は医療体制です。介護施設で医療ケアを受けたいとお考えの方は、医療スタッフが在籍している施設を選びましょう。
施設ごとの医療体制の確認点としては以下が挙げられます。
①入居者と介護スタッフの人数の兼ね合い
②医師・看護師・リハビリ専門スタッフの有無・人数・勤務時間帯
③提携医療機関の有無・診療内容
④看取り対応の可否・緊急時の対応
⑤訪問診療・定期健診の頻度等
これらの点は施設ごとに施設ごとに体制が大きく異なるため、資料やHP等で確認しておきましょう。
⑥施設環境・設備の充実度
選ぶポイントの6つ目は施設環境・設備の充実度です。主な判断基準としては施設が清潔な状態を保っているか、生活に必要な設備が揃っているか、バリアフリー設計になっているか等があります。
施設によっては、温泉・マッサージ・麻雀・ジム等娯楽・リラクゼーション設備を用意している施設もあるため、必要な方は一度見学・体験入居時に確認しておきましょう。
自分に合った介護施設を選ぼう
この記事では介護施設の選び方のポイントを6つご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。介護施設を選ぶ際は自分が受けたいサービス内容の有無だけでなく、利用しやすさや金額設定等も選ぶ際の重要なポイントなります。
また介護施設を選ぶ際は複数の施設をピックアップし、比較検討することが大事です。
この記事を参考に介護施設を探してみてくださいね。
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POINT
- 介護施設選びのポイントは①サービス内容・②スタッフの人数・対応力・③周辺環境・立地・④費用・⑤医療体制・⑥施設環境・設備の充実度である
- 介護施設を選ぶ際は即決するのではなく、複数の施設を比較検討した上で決めると良い